ガイドブックは信じるな事件
ガイドブックは信じるな事件
ガイドブック。
海外にいくときは、便利である。
ちょっとした会話文や観光地の説明、場所、アクセス方法など
情報が満載である。
誰でも、海外に旅行に行くときは、持っていく。
私もそうである。
でも、たまーに、落とし穴がある。
あれは、大阪の友達がイギリスに遊びに来てたときだった。
友達の行きたいとこと私の行きたいところが合致した場所、
イングランド南西部の町、ペンザンスに行ったときのことだった。
イギリスで泊まる所といえば、B&B。
つまり、ベッド&ブレックファストの意味であるが、
一泊朝食つきってことである。
民家がやってたりして、その家ごとに、雰囲気があって、
私はユースホステルより、そこが好きである。
はっきり言って、B&Bの予約は、その場に行ってからでも
十分取れる。
事前に予約してもいいのだが、その家の雰囲気とか、部屋とかを
みて、決めたほうがもっと楽しいのだ。
でも、観光地、特に観光シーズンは、満室になったりするので要注意なのだが。
話は戻って、ペンザンスは観光地なので、最初のB&Bは予約をしといた。
1泊目は、B&Bで(夜遅くに電車がつくため、駅から遠く離れたユースは距離的にきつかったから)
泊まり、2泊目は、ユースで、3泊目に、ランズ・エンドに近いとこにあるミナック劇場のある場所に泊まる予定だった。
ペンザンス近郊で、楽しい日を過ごし、
私と友達はランズ・エンドに向かう前に、ミナック劇場の場所まで行って、
B&Bを探すことにした。
うちの持っている超有名なガイドブックには、ミナック劇場のあたりには、
たくさんB&Bがあるって書いてあった。
ミナック劇場とは、野外劇場で、海をバックにしたステージがあり、
石段の席があるのだ。
とーっても神秘的なとこで、是非にそこで夜演劇をみたかったのだ。
そうそう、そこにいくのにはバスで行ったのだが、行く途中は確かにB&Bがたくさんあった。
この付近ならいいねって言ってたら、とうとうそういう場所は過ぎ、
本当に小さな町に来てしまった。
B&Bも2-3軒ぐらいしかない。
やばいじゃん!っと思って、友達とB&Bにかけこむが、
どこも満室。
どうする?ユースに戻る?っとなったが、ユースに帰るとすると、
最終のバスに乗らないといけない。
しかも、演劇を最後まで見れないかもしれない。
それはやだ。荷物もパンパンに重い。
B&Bの人が、ホテルだけど、そこなら空いてるかもって教えてくれた。
そこに行ってみた。
運良く、ダブルなら空いていると言われたが、
金額が£50だった。つまり、1万円。
二人で割ったら、5000円なのだが、高い。
いや、しかし、高い。
でも、重たい荷物を持って、また帰るのもしんどい。
なもんで、結局、そこに決めてしまった。
でも、海が見える絶好のポイントで、
初めて、女の子と、ダブルベッドで寝てしまいました(笑)
んー、でも眺めは最高だったよ♪
でも、ガイドブックにはやられましたね(笑)
ガイドブックは便利なんだけど、たまにうそをつく。
疑心暗鬼になって下さい(笑)